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今更聞けない!? トリプルメディアとその活用方法

ヨッシー

こんにちは。 本日はトリプルメディアについてです。

トリプルメディアって何?と思われる方もいると思いますが、
考え方としては企業が扱えるメディア(手段、媒体)を大分類した時の名前です。 

1.ペイドメディア


これは簡単に言うと「お金払えばOK」な媒体ですね。
大きい金額のものですとテレビCM、新聞広告などが該当です。
小さいものだと折込チラシなどです。

 

2.オウンドメディア


こちらは大雑把にいうと自社のWEBサイトです。
自社でやっているブログ、Twitterなんかも含まれます。

オウンドメディアは定義が曖昧なところもあり、自社ブログを指してオウンドメディアと呼ぶ方が多いと思います。
が、考え方の基礎としては「自分(自社)たちで発信する情報をコントロールできる」というところがポイントです。
なので自社のECサイト、WEBカタログなどもそれに含まれます。

 

3.アーンドメディア


こちらは自社をとりまくSNSですね。
・Twitter
・Instagram
・Facebook
・Youtube
などが主要なもので、Googleの口コミなんかも入りますね。

上のメディアとの大きな違いは、「自分たちで発信する情報をコントロールできない」というところがポイントで
(勘違い注意:アーンドメディアで指すSNSは自社のものではなく、他人がやってるSNSを指してます)

最初にトリプルメディア=企業が扱えるメディア
とお伝えしましたが、正確には
トリプルメディア=企業を取り巻くメディア

という表現の方がしっくりくるかもしれません。

 


トリプルメディアをどう使う?

ここまでをまとめると

・オウンドメディア:コンテンツの発信(自社)
・ペイドメディア:コンテンツの仲介者(広告経由でオウンドメディアへ誘導する)
・アーンドメディア:コンテンツの拡散者

という位置関係になるため、当然この3つのメディアが関わり合うことで相当なシナジーを産むことは想像しやすいですね。

現実問題

ここまでが良くあるトリプルメディアのお話。
今この記事を読んでいる広告担当のあなた、「ふむふむ。良く分かったぞ……って自社でなにすれば良いんだよ!」という心の叫び、よくわかります(笑)

アーンドメディアは抜かしておいても、
「ペイドメディはテレビCM??」
「いやいやうちは中小企業だからCMなんて……」
「つまりトリプルメディアって一部上場企業の考え方じゃない?」
と思われる方もいるかもですが、やはりこの3分類は実在するため諦めるのではなく、どこから取り組むか?が重要だと思います。


そこでペイドメディアとオウンドメディアどちらを優先すべきなのか?

答えは……

予算と社内体制、そして現状のWEBサイトのパフォーマンス次第です。
詳しく解説というかパターンで見てみましょう。

まず予算がない!という企業の方はオウンドメディア一択です。
「会社のサイトにブログ機能がついてない……」
そういう方は無料のブログやnoteなど活用してみてはいかがでしょうか?

かなり遠回りの施策になりますが、予算が取れないのであればペイドメディアなども活用には至らないと思います。

 

次にうちには予算があるぞ!という企業の方向けです。
これは予算の兼ね合いになりますが、お金のかけ方の順番としては

1)WEBサイトの改善(LPO対策やメルマガ、資料DLなどの仕掛け構築)
2)定期的にリリースできる。もしくはキャンペーン的にリリースするペイドメディアプランニング
3)定期的に更新できるオウンドメディアの社内体制構築。もしくは外部ライターなどを利用したワークフローの構築

2と3はそれぞれ同一順位くらいです。
1については2と3を先に進めても最終的にこの1に戻ってきてしまうので、早めに自社のWEBサイトの改善は行うべきです。
悲しい哉、2と3からせっかくWEBサイトに顧客が流入してきても、元が悪いと問い合わせがきません。

考え方としては2は予算がなくなると効果はすぐなくなります。が予算があれば確実にWEBサイトへの流入が見込め、問い合わせの可能性が増えます。

3のオウンドメディアはSEO効果も期待できるので、予算投下が終わってもある程度の流入は見込めますね。

 


 

どっちが良いの?オウンドメディアとペイドメディア

 

非常に悩ましい問題ですが、現実としてはEC中心の企業様はリスティング広告などへのペイドメディアへの露出は外すに外せません。
BtoBの企業様もライバル企業よりもWEB上の露出を増やすには、やはりペイドメディアは外せないように感じます。

ただし費用対効果の面で見ると資金面で有利な企業が優位性が高くなる傾向があります。
少ない費用で広告を出し、自社のWEBサイトへ流入したユーザに対し、最大限自社をアピールするためにはオウンドメディアでのフォローアップが重要になってきます。

ここまで書いておいて振り出しにもどるんですが

トリプルメディアは中小企業でもどれも大事

オウンドメディアとペイドメディアをしっかり行うことでアーンドメディアでのユーザーのリアクションもポジティブになってくるハズなんですね。
やはりWEBといえどもユーザーのリアクションはほぼリアルと同じなんですよね。

なので今一度、トリプルメディアの存在と自社での対応プランを再考してみてはいかがでしょうか?