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ホームページというのは作って終わりではありません。

正常な状態を維持するためには、開発及び公開後も継続して「保守管理」を行う必要があります。

とはいえ、

「保守管理って一体何？」

という疑問を抱えている方もいるでしょう。

そこでこの記事では、ホームページの保守管理とは何か、費用目安はどれくらいか、依頼時の注意点はあるのかということについて詳しく解説していきます。

ホームページの保守管理とは？

ホームページの保守管理というのは、簡単に言ってしまうと、メンテナンスのことです。

一度公開したホームページでも、メンテナンスを一切行わなければ、質がどんどん低下していきます。

保守管理を行うことによって、正常な状態を維持できるようになりますので、ホームページが持つ効果やメリットも引き出しやすくなるのです。

ホームページの代表的な保守管理内容は？

では次に、ホームページの代表的な保守管理内容をいくつか紹介していきます。

テキストや画像の修正や削除、追加

テキストや画像の修正や削除、追加なども保守管理の一部です。

例えば、

・サービス内容を変更した場合

・事務所を移転した場合

などは、ホームページ上の記載も変更する必要がありますよね。

この作業を怠ってしまうと、ユーザーに正しい情報を届けられなくなり、信用を失ってしまう可能性が高くなるのです。

CMS（Contents Management System）のバージョンアップ

ホームページを作成する場合、ワードプレスなどのCMSを利用することが多いです。

このCMSの定期的なバージョンアップも重要な保守管理と言えます。

バージョンアップを行うことによって、ホームページのセキュリティを一定レベルに保てるようになりますので、企業側も安心して運用できますし、ユーザーも安心して閲覧できるのです。

ドメインやサーバーの管理

ドメインやサーバーというのは、ホームページを運営するにあたって必須となります。

これらの契約更新も、かなり重要な保守管理です。

契約更新を忘れると、その時点で契約が切れてしまい、ホームページが表示されなくなりますので注意しましょう。

SSLサーバー証明書の更新

SSLサーバー証明書というのは、

・運営者の実在

・通信の暗号化

を証明するためのものです。

この証明書がない場合、第三者からのなりすまし被害に遭いやすくなりますので、忘れずに更新しておかなければなりません。

ホームページの保守管理にはどれくらいの費用がかかる？

ホームページの保守管理は、全て自社で行うこともできますが、今紹介したようにやるべきことがかなり多いため、外部に委託する企業がほとんどです。

外部に委託する場合は当然費用が発生してきますが、具体的な費用については、保守サポートの内容によって異なるため、一概に断言することはできません。

サポート内容が薄い場合は、月々数千円程度で収まることもありますが、委託する内容が多い場合は毎月～5万円前後の費用がかかってくることもありますので事前に確認しておきましょう。

ホームページの保守管理を制作会社に依頼する時の注意点

では最後に、ホームページの保守管理を制作会社に依頼する時の注意点について詳しく解説していきます。

範囲を決めておく

保守管理を制作会社に依頼する場合は、範囲をしっかりと決めておくことが大切です。

範囲をはっきりさせておかないと、認識の相違が生まれてしまい、トラブルが発生する可能性が高くなりますので注意してください。

コストを比較する

保守管理費用は、制作会社によって異なります。

同じ作業を依頼する場合でも、制作会社によって費用に大きな違いが出てくることがありますので、複数の制作会社から見積もりを取って検討することが大切です。

また、

・スポット契約

・定額制

・一括清算

など、プランやコースにも様々なものがありますので、自社に合った契約方法を選びましょう。

著作権や所有権を確認しておく

保守管理というのは、ホームページの開発を委託した制作会社にそのまま依頼するケースも多くなっています。

この時に注意すべきなのは、著作権や所有権です。

これらの権利が制作会社側にある場合、

・ドメイン移管

・サーバー移管

を自由に行えないケースもあります。

また、制作会社側が保守管理業務において作成した画像やテキストなどの権利は、制作会社側に帰属するケースが多いため、このような点についても確認しておかなければなりません。

まとめ

ホームページを運用するためには、保守管理が大切になってきます。

保守管理を行わないと、セキュリティも弱くなりますし、情報の信憑性も落ちてしまいます。

ホームページの保守管理は自社で行うこともできますが、やるべきことが多く、中には専門知識が必要なものもありますので、外部に委託するケースが多いです。

ただ、外部に委託する場合は当然コストがかかります。

保守管理費用は、制作会社によって大きく異なりますので、それぞれの特徴や費用感を比較しながら、自社に合った制作会社を見つけていきましょう。