伝わる広告の第1歩は、情報の整理

クリエイティブ 営業:J.U 2017/02/21
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販促物のデザインで、よく「目立つように」という指示を頂くことがあります。
この「目立つ」というのが単純なようで実は曲者で、
単に大きくしたり派手な色を使えば目立つとは限りません。

例えば化粧品の限定セットのポスターを作りたいとします。
製品の特長はこんな感じだとしましょう。

「期間限定発売」
「業界初ナノテクノロジー」
「高級サロンでも使われている」
「皮膚科医のテスト済みで敏感肌でも安心」
「ミニサイズセットがついてお得」

どれもこれも言いたいから、手を変え品を変え目立たせてみましょう。

 <例:1>
 

どうでしょう、欲しくなりますか?

言いたいことが整理されずに詰め込んだ結果、
要素と要素がぶつかり合って何が特長なのか伝わらなくなっています。

クライアントは自社製品のメリットをすべて伝えたいと思ってしまいがちですが、
その結果、逆に何も伝わらないデザインになってしまうことがあります。

デザイナーはクライアントよりも客観的で冷静な視点を持つ必要があります。
その為にはまず、

・目指すイメージ
・訴求したい内容の優先順位

を明確にします。

例えば上記のポスターのイメージと優先順位を

[イメージ]
  高級感のあるイメージ
[優先順位]
  1. 業界初ナノテクノロジー
  2. 期間限定
  3. ミニセット付き

とします。

 <例:2>
 

いかがでしょうか。

広告を見る一般の人たちには、情報がどれだけ入っているかが大事なのではなく、
第一印象で好感を持てるかのほうが購買意欲を左右します

極論を言えば、文字を読まなくても印象さえ伝われば9割成功といえます。
具体的なスペックは良い印象を持ってもらって初めて読んでもらえる情報だということです。

制作中にクライアントが迷いだすようでしたら、何を伝えたいのか、
ゴールをもう一度明確にし、必要な情報を整理する作業をしてみてください。

 

WRITERこの記事の著者

出身:東京都
好きなもの/趣味:美味しい料理とお酒。個人旅行
座右の銘:終わりよければすべてよし

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